Scrapboxの利用について (2019)
この記事では2019年にWeb上での活動拠点とした、当ScrapboxとTwitter: @wand_125 のうち、Scrapboxの利用について振り返る。 創作物自体については別途振り返る。
Wand's boxについて
2019年6月に活動の集約のため作成。
2019年7月末よりペンシルパズルを始めたことから、ペンシルパズル関係の記事が増えている。
Wand's boxの命名について
わんどによるScrapboxなので、自然な命名としてwand's boxと命名したが、wandboxと呼ばれる無関係サービスと混合されるため、名前は気に入っていない。
良い名前が思いつかないことと、名前を変更する際にリンクがすべて書き換わってしまう点で悩んでいる。
サイト名でのSEOをそこまで考えていないため、直ちに困るわけではない。
いっそURLはそのままで、タイトルのみひらがなでわんど箱などとするのも良いかもしれない。
Wand's boxに何を書くか
当初は活動の集約として始めたが、広義のゲームやカジュアルな数学(数学パズル)について、自分がまとめるというのを当Scrapboxの対象範囲とする。
具体的に当Scrapboxで扱う範囲としては以下がある
公開した作品の紹介
ゲームの研究
他のゲームや書籍の紹介
創作論
それらに関連する物事
運用方針なども含む
当Scrapboxで扱わないものの例としては以下がある
ゲームと関係のない単純な技術記事
Qiitaや別のScrapboxを利用することを考える。
謎解きゲームのネタバレ感想
スポイラーの可能性があるものは関連付け等で目に入らないようにするため、外部媒体でのリンクを利用する。
私事
このポリシーはScrapboxでの管理状況によって変化することがある。
例えば、記事が増えていくとすべてを追うことはできなくなるため、
内容の近い記事同士を適切に関連付けることで、逆にどんな内容を書いてもよくなるのではないかと考えている。
Scrapboxのメリットデメリット
Scrapboxは今までの利用した個人サイト、Blog, Wiki等と比べても特殊な媒体で、(強いて言えばWikiの一種)
様々なメリットおよびデメリットが存在する。
既存のアウトプットフォーマットの何が問題で、Scrapboxは何を解決するものなのかについては、
また、AnotherVisionで映像制作などで活躍されている一隅さんはScrapbox→noteへの移行を行なっていました。
この記事では、Scrapboxをやめた理由が2点語られています。
「見てもらってる」実感がなくモチベが下がり続ける
記事を書くと、毎日書くような分量に収まらない
結局文章をまとめるのに時間を掛けて長くなるので、気軽さが活かせないといった理由が語られている。
2記事のどちらにも共通している点でまとめると、
社内Wikiなど、チームで情報を記録するためのツールとして最適なものを作った一方で、
一般公開するためには欠けているものがある
いくつか例をあげる。
綺麗な文章を書こうとするほど見づらくなる
まさにこの上の文章も1000文字程度の現時点で既に文字が多くて読みづらく感じるものになっている。
おそらく、ちょっとしたCSSの違いによる向き不向き
一方でこの項目のように箇条書きに向いている
↑内部で文章をまとめるのに構成のある綺麗な文章はいらないという主張。
正しいが、外向きではない
SEOや共有の仕組みが薄い、アナリティクスやイイネ、コメント等のシステムもない。
この点についてはあまり困っていない。
世間に阿らない記事を書くきっかけ、noteとの使い分けにもなっている。
完全には埋もれないようにTwitterとは連携していきたい。
そのため、Twitterに公開する粒度で記事を更新したい。
収益化の手段がない
これも、Scrapboxの範疇ではない。noteやBoothなどを利用するのが良さそう。
などなど。読まれないのは困らないけど、読もうとする人が読みづらいのは困るので、
できる限り読みやすくなる工夫をしていきたい。
これに関しては、アドベントカレンダーで節ごとに画像を挟んだ例やUserScriptによる拡張を利用することができる。
箇条書きパートと記事パートは、当Scrapboxに混在する予定でいる。
その記事に向いている方を選択する予定だが、同じく気分次第で変化することがある。
口調も同じ
記事としての完成度とWikiの網羅性、更新性に関しても両立したい。
この辺りはQiitaなども参考になるかもしれない。
例えば、公開後もページを公開したり、一定期間で分割したりすることもあるかもしれない。
Scrapboxとどう付き合っていくか
外部に公開する媒体として不向きな点はあれど、Scrapboxを使っていきたい。
特に、Scrapboxを利用には以下
一見統一感のないテーマが互いに参照しあうものをまとめるには最適のフォーマット
広い活動の集約に最適
公開のハードルを下げるためにScrapboxを利用している
創作物自身以外の部分にあまり手間を掛けたくない。
例えば、個人ページを用意すると運用が大変
当初は清書して記事を絞って出していたが、情報量を持ったアウトプットの総量が多くなるようなラインを狙っていきたい。
創作物の集約とはいえ、100%の完成物を出すフォーマットではないと認識する。
ネット上にある情報として十分なものを目指す
同じ内容で出版物にする際に清書したりも考える。
読者が読みたい記事にアクセスする方法については課題があるため、考えていく。
ハッシュタグを有効活用する
記事を書くたびにそのハッシュタグ元の記事も意識してみる
情報の分散については自分のサイトに限らず、ネット自体の課題でもある。
脱線が自由にできるのは素晴らしい
が、脱線を繰り返すと本題が書き終わらないので、脱線が許容される媒体に感謝しつつ、なるべく記事としてまとめることを意識したい。
https://gyazo.com/0b8d6207f415aedaa025e331452911f2
▲この画像を貼ること自体が脱線の例となっている